思うようにはいかぬもの。

台風の影響でたっぷり降っていた雨もやみ、今は清々しい空気になりました、飯田。
でもだんだん蒸し暑くなってきた。

大雨が降った後の、町も森も空も洗いざらしの気持ちい感じが好き。涼しいし。
ぼんやりそんな事を思いながら(気分は独身時代!)さ~て、あーちゃんもお昼寝
してるし、今のうちに夜ご飯の支度をしますか、と準備し始めたら・・・・・・・

ビクッ!・・・ビクッ!
・・・ジタバタ!ジタバタ・・・・!

うぇ~ん!ぶうぇ~ん!

あー、、起きたー・・・。

こう、いつも何かし始めようとするときに、あなたは起きるのね。
こんな時は寝かせようと思わず、抱きながら出来る違うことをするのが一番なので、
書いております。(今、あぐらの中で寝入り中!)


2ヶ月経って思うことは、泣いて、おっぱい飲んで、ねんねして、赤ちゃんてこんなに単純な
暮らしのサイクルで、ただ生きてるのに一杯一杯だけど、それってすごい純粋だなぁ、と思った。
自我が芽生え、自分の存在意義を問い出す頃、「なんで生きてるんだろう?」って思って、
時には自分がこの世には必要ないと思って暗い世界の方を向いたりするけど、赤ちゃんの
生き方が一番正しいと思った。生きてるから生きるんだよ!みたいな。
何の為に生きるのか、という質問がとてもばかげてるように思えてきた。


少し話は変わりますが。

うちにはテレビがなく、(義父母&おばあちゃんは持っている)情報はもっぱらラジオ
時々新聞で、昨日ラジオから、東日本大震災で被災した方のリアルな声を届ける
番組があって、今までメディアから聞いた見たこととはまた違う、生々しい話を聞きました。

その人は、漁師さんで、地震が起きた直後、兄に言われ自分達の舟を守る為に、舟を沖まで
持って行くために海へ出たそうで、途中、津波の第一波に乗り、巻き込まれそうになりながらも
何とか持ちこたえたが、舟が海に刺さり(!)舵が利かなくなって舟がダメになったので、
目の前に港の方まで行く細い潮の流れがあったので、海へ飛び込んで流れに乗ったそうです。
(このエピソードを暗くもの悲しい言い方ではなく、ユーモラスに話していた)
そうしたら、沖にある、島(有人)へ付き、何日間か位そこで過ごし、途中、重油が漏れて
火の海になった時、燃え移った山火事を島の人と消火活動したりして、物資を運んできた
自衛隊のヘリに乗せてもらい(「タクシーみたいにね!」と言って笑いをさそっていた)
自分の住む町へ向かったが、空の上からは全ての事実が目に入り、もうこの世の出来事では
ない様でした、と言っていました。

そのフレーズを話す頃にはユーモラスに、気丈に話していたこの方も感情が抑えられなくなって
涙声で頑張って話すようになって、その人が何とかこれから立ち直って、前向きに明るく生きる
ために自分を奮い立たせていた姿が目に浮かび、初めて、私はこの大震災が自分にとってリアル
に感じられたのでした。
それまで、色々募金や、支援活動の端っこに協力したり、としてきたけど、どこかやはり
他人事になっていて、実際、自分たちの暮らしはほとんど以前と変わらなく快適に暮らして
いるし、遠くの話だと思ってしまう自分がいたけど、その人が辛い記憶を呼び起こす作業
をしてくれたおかげで、やっと私は実感したのです。そして、本当に頑張って立ち直って
欲しいと思いました。

あーちゃんの様子を見て、思った事と、大震災のリアルな声を聞いて思った事、何だか繋がって
いない感じだけど、でもどこかで繋がってるような気がしたのです。

毎日を生きてるだけですごいのかも、と。

思ったことを書くと、まとまりのない原始的な文章になってしまうけど、こんなことを
思った台風の後に。

考える、って大事だな。

感覚的、も大事だけど。

両方を持ち合わせて年をとりたい。

母になっても、忙しさに惑わされず、忘れないようにしよう。


さて、今夜は夫は草刈り隊のBBQでいないから、感覚的なお料理でも作ろかな。
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by erichamereon | 2011-07-20 18:15 | 考えごと


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