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ここんところ思うところ。

梅雨入りしたけれど、あんまり雨は降っていません。
うーん、やっぱりちょっと変だな、気候が。(ちょっとどころでない!かも)

やることはあるけれど、小休止モードなので、頂いたミニゴーヤの苗をグリーンカーテンにすべく、
ベランダ用のプランターを作ったり、植えたり、設置したり。。

もっと早くからやらないと意味ないような、あちゃー。
春あたりから植えられて、秋までもつようなツル科のお花がベストなんだけどなぁ。


話は変わり、最近読んでる本はこんなんです↓

プロメテウスの罠: 明かされなかった福島原発事故の真実

朝日新聞特別報道部 / 学研パブリッシング



生活クラブの「本の花束」という月イチで様々な本を紹介するコーナーで紹介されてました。
(早速、図書館でチェック!・・・あったー!)
今でも朝日新聞で連載中のこの「プロメテウスの罠」という、福島第一原発事故の真実を徹底的に
追いかけて、一般市民に分かりやすく何が起きたのか?を教えてくれる本。
文章は何章にも区切られていて、読みやすい。そして、遠く離れた私たちには到底知ることの出来なかった細かい出来事が鮮明に書かれている。政府のあんぽんたんな対応の正体も明かされる。

ここらへんでは「福島の原発事故って、第一原発?第二原発?」という質問まで飛び出しちゃう程、「どこか遠い国の事故」と化しているように感じて仕方ない。正直言って平和ボケしすぎでしょう。
新聞(うちは朝日ではなく、読売なので、この連載は勿論読めないし、原発関連の事故は隅に追いやられてる印象を受ける)も、ラジオも(テレビはないから分からないけど、やっててもNHKくらいかしら?)伝えてくれない。今、どういう状態なのか、現地の人の暮らしはどうなのか?
くだらん番組ばかり流してないで、そういう本来のメディアがやるべき事をやって欲しいなぁ。

こういうふうにして、人々の意識から薄くなっていって、そしてまた同じ過ちを繰り返すのではないか?と私は「個人的に」恐怖を感じます。

世論は原発を容認する人、反対する人といて、ネットも本も色んな意見が書かれているし、
私はここに住んでいても原発の話をする相手は皆無で、なんとなくめんどくさいなぁと思われている話題であろうけど、本書に書かれている、

「廃墟と化した避難区域を歩いてみて下さい、どんなに大変なことをしてしまったか、よく分かりますから」

という地元の人の言葉が真実だと思う。

何しろ大事なのは、せっかく学ぶ機会を与えられたのだから、このチャンスを逃さず学び続ける事。
そう思って読み漁るのです。知識の引き出しに上限はないぜ。


上記の本は読み終わったので、今読み始めた本はこちら↓

ホットスポット ネットワークでつくる放射能汚染地図

NHK ETV特集取材班 / 講談社



実はこの2冊は密かに繋がっている。(・・・と思う)
by erichamereon | 2012-06-14 11:58 | 考えごと


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